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第1348号 寄り添う心
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第1348号 寄り添う心

******様
お元気でご活躍のことと思います。

『れいろう』2024年2月号の「心に残る話」で、(株)セルフ・エスティーム
代表取締役の坪崎美佐緒さんが以下のようなエピソードを
紹介されていました。

  以前、テレビを見ていたら、レジでの長蛇の列にイライラするという
  話題が出て、出演者の多くは「分かる!」と共感していました。
  ところが、あるコメンテーターが「でも、いちばん焦っているのは
  レジの方なんですって」と話され、場の雰囲気が変わりました。

  数カ月後、その場面が! レジには長蛇の列。私の二人前で
  「早くしろ! いつまでやっているんだ!」と怒鳴っているご年配の
  男性がいました。レジ係をする高校生くらいの女の子は、
  顔を真っ赤にしてレジのエラーと格闘し、必死に男性の会計を
  済ませました。そして次の女性の番では、商品を手から
  落としてしまいました。焦っているのが手に取るようにわかります。

  無事に終わるように祈っていると、私の番がきました。何とか彼女に
  寄り添いたいと、「大変ね。ゆっくりで大丈夫ですよ」と声をかけて
  みました。すると、彼女はホッとした顔で「ありがとうございます。
  実は、今日がはじめてで緊張してしまって・・・」と。

  「初日は緊張しますよね。それなのに頑張っていますね」と伝えると、
  目を潤ませて「ありがとうございます。頑張ります」と言い、落ち着きを
  取り戻したのか、スムーズに会計を終えました。

  そして次のお客様も笑顔で「ゆっくりで大丈夫よ。頑張っているね」
  と伝えました。何とその声かけは次々と後ろにつながり、みんなが
  笑顔で優しく、彼女を見守っていたのです。

  後日、買い物へ行くと、堂々とレジを担当する彼女の姿がありました。
  優しさと愛が人を育てる、そう感じた体験です。

以上、引用でした。

最近はお客がお店の人に怒鳴ったりする「カスハラ」という言葉を
聞くようになりました。「こちらはお客なんだから、丁寧に対応されて
当然だ」という意識から、上から目線、高圧的になるのでしょう。
しかし、そこには自分の気持ちをぶつけるだけで、相手がどんな
気持ちになるかという想像力が欠けてしまっているように思います。
そういう人が増えているように思いますが、坪崎さんのように、優しく
寄り添って声かけをする人もいる。その姿を見て私も・・・。
そんな連鎖を大切にしていきたいものです。


(文責 谷渕篤孝)
2024年2月28日(水) No.1306

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