伊藤洋一さん1期(麗澤27期)平成28年度春叙勲で瑞宝単光章を受章

 平成28年度春の叙勲では、旭日章および瑞宝章を合わせて約4000名の方々が受章されました。この中で瑞宝章は、国および地方公共団体の公務などに長年にわたり従事して功績を挙げた人を対象に受章されます。
 伊藤洋一さんは麗澤瑞浪高校(1期生)を卒業後、中京大学に進学し、昭和43年より警察官として、岩村、各務原、関など各署で誠心誠意に県民全体の奉仕者という警察精神に基づき勤務され、平成16年に退任されました。この37年(30年は警備警察官として)の長きにわたる勤務の功績により、瑞宝単光章を平成28年5月16日に皇居宮殿において、天皇陛下に直接お目にかかり受章されました。
 今回の受賞の礎でもあり、警察官志願のきっかけ、警察生活精神の基本になったのは、麗澤瑞浪高校入学時の校長廣池千英先生との第1回屏風山登山で聞いた訓話「屏風山上の教訓」(礼節を守れ 正直であれ 恥を知れ 公共の福祉を重んぜよ 公明正大なれ 暴力特に集団暴力を厳禁する 大きな夢を持て)であったそうです。
 退任後の現在は、東海学院大学非常勤職員(警備員)として活躍のほか、人生に引退なしと健康に留意して社会貢献(ボランティア活動)をしておられます。
(1期 中村雅則 記)

コメントを残す