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第1425号　生き方のヒント

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第１４２５号　生き方のヒント

＊＊＊＊＊＊様
お元気でご活躍のことと思います。

≪母校近況≫

＝陸上競技会、躍動する生徒の動画＝
10月2日(水)に、陸上競技会を行いました！麗澤瑞浪では体育の授業の一環として陸上競技会を開催しています。中学は赤と白に分かれ、高校は黄・緑・青に分かれて、組対抗で日ごろ培った競技力を競いました。
以下は今回の陸上競技会をコンパクトに編集した13分30秒のユーチューブ動画です。是非、生徒たちの笑顔を見てやってください。
⇒https://youtu.be/cZPQENhD2rM
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『致知』2024年12月号の「巻頭言」で、致知出版社長の藤尾秀昭さんが「生き方のヒント」として、以下のように述べていました。

　　生き方のヒントを祖母の言葉から汲み取ったという人がいる。俳優の加山雄三さんである。

　　以前、偶然見たテレビで加山さんがインタビューを受けていた。加山さんの父上は一世を風靡した名優、上原謙さんである。その上原さんが晩年に事業に失敗し、大きな負債を抱えた。インタビュアーがその頃を振り返り、「あんな時、どんな人でも背中に焦燥感が出るものだが、加山さんは全然そんなことはなかった。なぜですか」と質問した。加山さんは答えた。

　　「それはおばあさんのおかげです。僕を小さい頃から可愛がってくれた人ですが、僕が子供の頃、何かあるたびに、『お前はいま試されているんだよ』と言い、『荷物が重いのではない。担ぐ力が弱いんだ』と言ってくれました。そういう言葉が身についていたからだと思います」

　　祖母の言葉を反芻することで、加山さんは自らの人格を錬成していったのだろう。

以上、引用でした。

どんなに苦しいことがあっても、それは「今、試されている」「荷物が重いのではない。担ぐ力が弱いんだ」という、おばあ様からの言葉が、加山さんにとっては支えになっていたということです。
苦しいことや辛いことがあると、どうしても渦の中に入ってしまって、周りを見るゆとりもありませんが、こうして視点を変える言葉があることで、苦しみの渦から抜け出せたのではないでしょうか。

（文責　谷渕篤孝）

2024年11月23日（土） No.1383

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