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第1424号 台湾の防災対策
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第1424号 台湾の防災対策

******様
お元気でご活躍のことと思います。

≪母校近況≫

=男子テニス部、県で優勝、全国大会へ=
11月9日(土)に「MUFGテニストーナメント 2025 岐阜県予選」
が行われ、麗澤瑞浪のテニス部が出場しました。本大会は
16才以下のシングルスで行われ、前田和輝さん(高校1年)が
全国大会出場を決めました!結果は以下の通りです。

【16才以下 男子シングルス】
優勝 前田和輝さん(高校1年)
ベスト32  當仲凛己さん(高校1年)
【16才以下 女子シングルス】
ベスト16 古林由逢さん(中学3年)
⇒https://www.mz.reitaku.jp/reitaku-info/reitaku-info_mufg-2025/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『致知』2024年12月号で、中村学園大学客員教授の
占部賢志さんが、台湾の防災対策について述べていました。

  そもそも我々戦後の日本人のあいだには危機意識が薄い。
  それに比べて、台湾は中国の脅威にさらされているから、
  危機意識は高い。自然災害に対する備えも抜かりはない。

  今年4月、最大震度6強の地震が襲った台湾東部の花蓮県では、
  迅速で快適な避難所の開設が話題だ。
  発災後3時間で被災者受け入れが整ったらしい。

  飲食店などからは温かい弁当が毎食届き、熱々のピザまで
  提供される。避難所には簡易ベッド、ロッカー、
  蚊帳、シャワー室、移動式トイレなど。

  プライバシーを守るパーティションもあるから、被災者は
  ゆっくりくつろげる。マッサージも受けられるし、
  子供たちはボランティアらとゲームを楽しむこともできる。

  なぜ台湾はこれほどの対応ができるのか。それは官民の
  役割が明確だからだ。人命救助は県、避難所の支援は市の役割。
  設備やサービスの提供は民間団体や企業だ。

  核大国中国に一歩も引かず、挙(こぞ)って領土を守る
  防衛意志が強いから、災害対応にも官民連携して臨むことが
  可能なのだと思う。

以上、引用でした。

発災後3時間で被災者受け入れが整ったとは驚きです。政府から
民間の人々の、普段からの危機意識の高さが伺い知れます。
日本人に危機感はどれほどあるでしょうか。中国やロシアの
空軍機が領空侵犯しても、大きく問題視するメディアは
ありませんでした。地震後の対応も、日本は恥ずかしいほど
遅いと感じています。能登の横倒しになったビルの解体も、
11月になってもそのままとは、情けない限りです。


(文責 谷渕篤孝)
2024年11月19日(火) No.1382

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