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みずこうメールマガジン 第1423号 勧善懲悪の心はいずこ
******様 お元気でご活躍のことと思います。
≪恩師の訃報≫
=野中道男先生亡くなる= 野中道男先生が11月16日の朝、お亡くなりになりました。75歳。 先生は昭和56年度の1年間、麗澤瑞浪で英語の教師として 教壇に上がっておられました。その後、柏の麗澤高校で 教鞭をとっておられ、今年も非常勤講師として麗澤高校で 英語の指導をされていました。 なお、先生は麗澤瑞浪5期の卒業生でもありました。
お通夜 11月24日(日)18:00〜 告別式 11月25日(月)12:30〜 場所 ライフケア東葛会堂 柏市南柏2の2の17
謹んで御冥福をお祈りいたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10月21日の『産経新聞』に歌手のさだまさしさんが 「勧善懲悪の心はいずこ」というタイトルで以下のように 述べていました。
日本人はもう少し優しい人たちだったのでは?と近頃思う。 他人への慮りや温かさ、いわゆる本当の意味での 「もてなし」の心を感じることが減った。
この日本人らしい思いやりがもはや瀕死に追い込まれつつ ある理由は、おそらく無意識の卑しい「利益計算」だろう。 無意識だけに隠すことができない。心根に「これでいくら 儲かるのか」という計算がある人は必ず醜くなる。 これが罪悪感の変質につながる。
僕はテレビが好きなのでよく見るが、昔のPTAは子育てに 必死で、「ハレンチ学園」に対して一部から失笑を買っても 怖気ずに放送禁止の声を上げた。暴力や性描写に関して 真面目で神経質だったが、今時はほぼ無関心で、 もはや教育放棄だ。
今はもっぱら時代劇ばかり観ている。時代劇には今時の 番組にはないものが常にある。それは『勧善懲悪』の心だ。 悪は滅び善は栄える。そうでなくては世の中、味ないだろう。 というのが時代劇の矜持だ。もしや今の日本人の心に 圧倒的に不足しているのは時代劇であり、この『勧善懲悪』の 心ではないのかとすら思う。『悪は滅ぶ』『善は栄える』 これが当たり前でなくなったのでは世の中がおかしくなるはずだ。
以上、引用でした。
この文章を読みながら、今、世間で騒がせている闇バイト による「強盗事件」を頭に思い浮かべました。簡単に大金を 手にできるという言葉に誘われて応募するものの、気づいた 時には、犯罪に手を染めてしまっている。そうなってしまう のも、闇バイトに応募する人が、普段から「利益計算」や 「どれだけ儲かるのか」「短時間で多額の収入は良いもの」 という意識があったからなのではないでしょうか。 善悪の価値観も変わりつつあるのかもしれません。悪いことを する人は必ず罰せられる。たとえ見つからなくても天から 罰せられる。そんなことを教えられた記憶があります。 しかし、見つかりさえしなければ悪いことをしても済んでいく。 勧善懲悪の思想を日本人は持っていたはずです。良いことを して認められ、悪いことをして罰せられるというまともな 世の中であってほしいと思います。
(文責 谷渕篤孝)
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2024年11月17日(日)
No.1381
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