みずこうメールマガジン


最新のメールマガジン


12/31(火) 第1436号 今年はいい一年だった
12/27(金) 第1435号 お客様の笑顔が見える
12/23(月) 第1434号 優しさとは、常に相手に心..
12/20(金) 第1433号 皇居の草を郷土の土産に
12/17(火) 第1432号 天皇陛下が初めて国民と接..
12/13(金) 第1431号 天皇陛下が初めて国民と接..
12/10(火) 第1430号 死を覚悟して上京した60人
12/07(土) 第1429号 皇居のお掃除のお手伝いを..
12/03(火) 第1428号 皇居のお掃除のお手伝いを..
11/29(金) 第1427号 やわらかい心を育てる
11/27(水) 第1426号 スイスの『民間防衛』
11/23(土) 第1425号 生き方のヒント
11/19(火) 第1424号 台湾の防災対策
11/17(日) 第1423号 勧善懲悪の心はいずこ
11/14(木) 第1422号 幽霊の特徴
[最新のメールマガジン]
  
最新のメールマガジン


第1422号 幽霊の特徴
みずこうメールマガジン
第1422号 幽霊の特徴

*******様
お元気でご活躍のことと思います。

≪母校近況≫

=太鼓部、総合文化祭で優秀賞獲得=
11月10日(日)に開催された「岐阜県高等学校総合文化祭
民俗芸能発表会」において、本校太鼓部が全体の2位に当たる
優秀賞を獲得しました!25回目の出場となる今年も、日々の
練習の成果を最大限に発揮し、力強い演奏で観客を魅了しました。
伝統を守りながら、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢が評価され、
今回も見事な結果を残すことができました。
今回の受賞を励みに、さらなる高みを目指し、日々の練習に取り組んでいます。
⇒https://www.mz.reitaku.jp/reitaku-info/reitaku-info_2/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『致知』2024年12月号の「巻頭の言葉」で、愛知専門尼僧堂
堂頭の青山俊董さんが、「幽霊」の特徴を述べていました。

  幽霊には三つの特徴があるという。
  オドロ髪をうしろへ長く引いている。両手を前へ出している。
  足がない。この三つを言うのである。

  オドロ髪を後ろへ長く引いているというのは、
  済んでしまってどうにもならないことを、いつまでも
  引きずり続けることを意味する。反省するのと
  引きずるというのは違う。

  両手が前に出ているというのは、来るか来ないか分からない
  未来を、「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」
  と、取り越し苦労していることを意味する。

  足がないというのは、生きているということは「今、ここ」
  でしかないのに、心が過去へ未来へと飛んで、肝心な
  今ここを取り逃がしている姿を言うのである。

  仏教の深層心理ともいうべき『唯識』に
  「執(しゅう)が障(しょう)を招く」ということが説かれている。
  こだわりが禍を招くというのである。
  「失敗が人間を駄目にするのではなく、失敗にこだわる心が
   人間を駄目にする。むしろ失敗を跳躍台として、
   ストレートにゆくよりもっと力強く立ち上がろう」と、
  私は語り掛けることにしている。

以上、引用でした。

なるほど、幽霊の姿をこのように解釈していることに
感銘を受けました。過ぎてしまったことを引きずり続ける
オドロ髪。まだ来ていない未来を、もしこうなったらどうしよう
と心配ばかりする前に出ている両手。心がここにあらず、
今、ここに生きようとしない足のない姿。
幽霊の姿というは、今を生きているはずの私たちの姿だった
のかもしれません。


(文責 谷渕篤孝)
2024年11月14日(木) No.1380

Page/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[TOP]
++HOME++
shiromuku(n)DIARY version 1.31